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ロシアンブルーのオーナーになる前に

最初の出会い 「雑誌や図鑑、テレビ等でロシアンブルーを見て欲しくなった」 
そんな理由でもかまわないでしょう。きっかけはどうあれ、一生面倒をみられる自信と責任があるのなら、今すぐロシアンブルーを探し始めることです。登録ナンバーと血統書をもらい繁殖に使ったりショーに出したりするのであればもちろん、ペットとして避妊・去勢して飼う場合でもブリーダーから直接購入する方法がお勧めです。キャットショーへ行き、直接ブリーダーの人と話をしてみるのがベストですが、それができなければ、猫専門雑誌で広告を探したり、インターネットでホームページを検索してみては如何でしょうか。

しかし、注意しなければならないことがあります。それは、ブリーダーのポリシーとして「生後3か月以上経ったロシアンブルーでなければ売らない」というしっかりした考えのもとに運営されているキャテリーを探すことです。もし仮に「生後2か月で売ります」などというブリーダーがいたら、当キャテリーとしてはとても疑問に思います。

では、どうして3か月未満のロシアンブルーの仔猫を売らないのか、皆さんは考えたことがありますか。なぜなら第一に、体力が十分ついていないために病気に対する抵抗力が弱く、売買後仔猫死亡等のトラブルの原因になるからです。次に、精神的なものがあげられます。母親から早く離しすぎると精神状態が不安定になり、様々な問題行動に発展する恐れがあるのです。ロシアンブルーの仔猫の親離れは早くて生後3か月。なかには、4、5か月かかる場合もあります。通常母猫が自発的に仔猫を寄せ付けなくなるのは、仔猫が生後3か月になるあたりであることからも、この時期に親から離すのが一番よいと思われます。現にアメリカで、3か月未満の仔猫を売りに出すロシアンブルーブリーダーは皆無といっても過言ではありません。さらに、ショータイプのロシアンブルーかどうかを見極めるのに最低3か月ほど(コートがでてくるまで、目の色がグリーンになるまで、個体により3〜5か月要)かかります。

このような理由で譲渡までにある程度時間が必要なのです。ロシアンブルーを去勢・避妊してペットとして飼育する場合でも、よりよい個体を求めるのであれば、少々待っても損はないはずです。

飼育の心構え やっと念願のロシアンブルーを家に迎え入れる日が近づいたとしましょう。今のあなたは、長年憧れ続けてきた宝石を手に入れるような幸福感でいっぱいのはずです。しかし、しかしです。ロシアンブルーは宝石ではありません。飼い主であるあなたと同じ、生きとし生けるものの一員です。息をし、食べ物を食べ、排泄をしなくてはなりません。付け加えますと、避妊手術をしていなければ生理(猫は交尾排卵動物なので、正確には違う)もあります。

こんな当たり前のことをよく理解せず、あたかも宝石であるかのように自分の都合で世話をしたりしなかったりされたら、そのロシアンブルーはたまったものではありません。動物を飼うということは、生活のリズムをすべてその動物に合わせるということです。そして、その動物が天寿を全うするまでそれを続けるということです。そのぐらいの覚悟がなければ、最初から飼わない方がその動物のためです。

あなたは、あなたが飼育しようとしているロシアンブルーが天寿を全うするまで、変わらぬ愛情を持ち続けることができますか。飼う前によく考えてみてください。

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